年頭雑感
めでたさは中の下くらいだが、おめでとうございますと言っておこう。
さて、積み残しを拾うようだが、年末のこれに触れておこう。
正直驚いた。何に驚いたかというと、驚いている人間が多いことに驚いた。私自身は「ふーん」としか思わなかったのだが。
年末に駆け込むようにして行ったのは、年末年始はマスコミ（特にテレビ）が活動しないのを狙ったのだろう。ネットで騒いでる連中などは取るに足らない、と見られているわけだ。
私は以前
>なぜなら、イランと核合意を交わし、キューバと国交を開いたオバマの次の目標は、北朝鮮だと察せられるからだ。
と書いた。
それならば早晩このようなことが起こるのは当たり前のことである。中韓、そしてロシア抜きにして、南北統一はありえまい。
これを「老獪」と評する向きもあるようだが、本当に老獪なら、バカげた中国包囲網などに血道を上げるようなことはしないだろう。
今のあべぴょんは、麻雀で言う「タコのバカづき」状態であり、この件とて支持率アップにつながりこそすれ、ダメージとはなるまい。非難の声を上げる「信者」たちは「支持者」ではない。たとえドブに突き落とされて顔を踏まれても、笑顔で付き従う類いの連中だ。松がとれるころにはすっかり忘れていることだろう。そこが「信者」たる所以である。
ともあれ、今年は衆参同日選挙の線も濃厚とのこと。
またぞろ鬱陶しい年になりそうだ。
