トランプをTPPに引きずりこむ簡単な方法

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 結局日本にとって、TPPというのはアメリカ目当ての制度であって、アメリカが参加してくれないことにはどうしようもない、というか、どうすればトランプが気を変えてくれるか、というのが一番の問題なのだ。

 

 日本はメキシコに続き、2番目に国内の手続きを終えた。残り9カ国のうち4カ国以上の手続きが完了すれば、60日後に発効する。参加国は早期発効を目指し、必要な対応を進めてほしい。 

 

 ついこないだトランプは、「メキシコの移民を送りつけてやるぞ」という改めて脳力の低さが思いやられる発言を、さらに下回る脳力の持ち主にしていたわけで、

 

実際、タイやインドネシア、韓国、台湾、コロンビアなどが新規加盟に関心を示しているという。

 

 この辺りの面子に関わる「事情」などを鑑みれば、普段トランプが喚いたりやらかしたりしてることと、TPPは真逆のベクトルを持つことがわかる。

 では、どうすればいいか。

 ほんの一瞬だったが、トランプが「TPPについて考え直して見てもいいかも」と口にしたときのことを思い出してみればいい。

 あの少し前に、なぜか中国がTPPに関心を寄せている、との報道があった。

 

中国の国家資本主義に対抗する力も増すだろう。

 

 一応、TPPは「ちゅーごくほーいもー」である、というのが日本の右派にとってTPPを肯定する根拠になっている。実は、これがトランプに無視される要因にもなっている。

 なので、まずそれをひっくり返してしまうことだ。

 中国をTPPに入れてしまえばいい。

 いや、実際に入れなくとも、「中国がTPPに秋波」「日本はそれに対して前向き」などのフェイクニュースを垂れ流してやれば、たちまちトランプは飢えたメカジキのように釣り上げられるだろう。

 トランプが中国と貿易戦争に入りつつあるのだから、TPPの「空席」を中国が埋めようとしている、ということになれば、大慌てでその席に自分が座ろうとするに違いない。

 

 「んなアホな」と思うかもしれないが、トランプは想像を絶するほどのアホなのだ。

 その点において、あべぴょんとタメをはれる数少ない国家元首なのである。

 

 

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