そんなに急いでどこへ逝く
男やもめの大掃除というか、夏休み最後の日にでっち上げる自由研究というか、大して急ぐ要件でもなかろうに大慌てで重要法案を通してしまっている。
入管法にしろ水道民営化にしろ、「それ、今じゃなきゃダメなのか?」というのは、普段あべぴょん政権を「消極的に」熱烈支持している方々ですら感じたことだろう。
現に入管法に関しては、「保守」の側からすらも苦言が漏れてきている。
ここであべぴょんは、今まで右旋回させてきたハンドルを、急に「新自由主義」の側へきったように見える。
振り落とされないようにしがみつく信者の方々は哀れだが、これは一体いかなる事態なのか。
あべぴょんに何事かふかーい考えがあってのこと、というのはありえない。
あのバカは男は、深く考えるということが一切できないからだ。
竹中に操られてる、などというのも考えにくい。財界の「上つ方」から指令がもたらされた、ということはありえるだろう。
しかし、支持基盤である「保守」の機嫌をとり結ぶヒマもなく、ブレーキとアクセルを踏み間違えたかのように急発進することに、どのような意味があるのか。
憲法審議が全然進行できないことの腹いせか?
とはいえ、こうした「愚図の大忙し」のような状況について、あの愚図男だけでできることでもなく、自民党内にもおおよその動機は共有されているものと思う。でなければ、まったく狂気の沙汰だからだ。
考えられるのは、「トランプが本気で中国とやりあうつもりで、ついでに日本ともやりあうということ」もしくは「朝鮮戦争の終結が具体的にスケジュールに上がってきている」などだろうか。
それとも、今度こそ本当に何らかの病巣がぽんぽんに現れた、ということか。それなら、無理やり改憲に突っ走るだろうから、それだけはありえないだろう。また病状悪化をリークして人気取りしようとするかもしれないが。
いずれにせよ、問題が露わになる頃、この低脳男は総理の座にいないのだろうから、周囲の心ある人たちは善後策を今から講じておいてもらいたいものだ。