聖戦完遂原発推進な日経さんなのだった

 上下かと思ったら、上中下だったようだ。

 

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 かつての規制当局に比べ行政や電力会社からの独立性が高い原子力規制委員会が発足し、既存原発の稼働を認めるかどうかの安全審査を進めている。これまでに九州電力川内原発など5基が合格し、東電柏崎刈羽など9基も大詰めを迎えている。

 規制委が真価を問われるのはこれからだ。審査中の原発には直下に活断層があると疑われたり、巨大地震震源域にあったりするものがある。稼働から40年を超え老朽化が懸念される原発も多い。

 関西電力高浜3、4号機をめぐって大津地裁が規制委の審査に疑義をはさみ、運転の差し止めを命じた。規制委が考える安全と国民が考える安全の間に隔たりのあることが、浮き彫りになった。

 稼働には地元の同意も欠かせない。事故時に住民が避難すべき地域が複数の道府県にまたがる原発もある。規制委や電力会社任せにせず、政府が前に出て調整する場も必要だろう。 

 

 「規制委が真価を問われるのはこれからだ」?

 なんの「真価」だ。原発推進のか。

 「規制委が考える安全と国民が考える安全の間に隔たりのあることが、浮き彫りになった」?

 規制委が考えるとかいう「安全」が、さっぱり信用ならないものだということだが、この文章だと国民の方がおかしいようなニュアンスになっている。

 「政府が前に出て調整する場も必要だろう」????

 さすが、あべぴょんに出社退社ごと三跪九叩頭する日経さんである。

 「日本あべぴょん新聞」に改名する日も近いようだ。

 だいたい、高浜原発停止の仮処分が出た日、こんな恥知らずな記事を書くくらいだからね。

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 そして社説の最後の締めは……

福島の事故を絶えず問い直し、原発の安全性を高めると同時に、原発のありようも含めたエネルギー利用の長期展望を日本は示していかなくてはならない。 

 

 わからないことだらけなのを認めながら、「原発推進」は絶対に揺るぎない日経さんなのだった。

 聖戦完遂もかくやの信念である。まったく。

 

 

 

聖戦士ダンバイン 1/48 ダンバイン

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