近時雑感

 件のセクハラ野次だが、土井たか子はもっとひどいのをずっと浴びてきたはずだ。

 ここまで問題になったということに時代の流れを感じる。

 そういえば、あべぴょんは女性の力を活用するとか言っているそうだが、それを字義通りに受け取ってはバカを見るのは、野次云々以前に慰安婦問題に対する姿勢からも丸わかりなわけだが。

 結局、貧富の格差を広げることを、男女の格差を縮めることでごまかそうとしているだけなので、これで少子化の流れが止まるなどということないだろう。かえって加速される可能性が高い。

 

 集団的自衛権については、まだまだ法整備が必要であり、ただちに自衛隊が死地に赴くことは少ないだろう。

 ただ、朝日もそうだが「解釈改憲」という言葉に引っかかる。改憲などはしていない。無理を通して道理を引っ込めた「解釈」というか、「こじつけ」でしかないのだから、「こじつけ解釈」とでも呼んでおいた方が良いのではないか。

 あと、自衛隊は早晩ろくでもないことに巻き込まれて頭を抱えることになると思われるが、そのときはあべぴょんはすでに総理ではないかも知れない。

 

 内閣の支持率がさがったとのことだが(それでも5割近くある)、あべぴょんが気にかける風がないのは、よほど拉致問題解決に自信があるのだろう。

 水面下でどのくらい交渉が進んでいるのか分からないが、幾人かの拉致被害者を帰還させることで話がまとまっているのかも知れない。

 そんな芸当ができるなら、第一次のとき参院選でぼろ負けせずにすんだかも知れないが、北朝鮮のトップが交代して方針が変わったという可能性もある。

 まあ、たとえ失敗しても、ネットのサポーターたちが「すべて北朝鮮が悪い」とさえずりまくって帳消しにしてくれるのだろうが。

 

 

弁護士が教えるセクハラ対策ルールブック

弁護士が教えるセクハラ対策ルールブック