「陰謀論」を書くぞ
去年から言われていたことなので、とりたてて驚きはない。投資家風にいうと「おりこみずみ」というやつである。
で、来月早々に二次速報が出されるわけだが、それまでにどのくらい情報、じゃなかった上方修正がなされるかがカギとなる。
前回(7〜9月期)でもほぼリセッションが確定していたのが、二次でプラスになっている。
実質GDP改定値、7─9月期は年率+1.0%に 設備投資が寄与 | Reuters
そして、その前にこのような「異例」のことがあった。
普通、政治家はこのような言及はしない。李下の冠瓜田の履、政治家として最低の矜持があれば、黙っているものである。
私はこの時、一次速報の数値でさえかなり上方に修正したものなのだろうな、と感じた。
こういうのを「陰謀論」というのかもしれないが、もし発言したのがあべぴょんかあそーだったら、「バカだなあ」としか思わなかっただろう。発言したのが甘利だからこそである。それくらい甘利という男は、恥知らずに何でもやりかねない政治家なのだ。
今回、閣僚からは外れているわけで、さてこれからどうなることやら、と「しっかり」「注視」していきたい。
ついでに繰り返しておくと、アベノミクスは消費税増税のための政策である。なので、「消費税増税のせいだ」というのはアベノミクス弁護にはならない。
さらに、ここまでになったのは、経済をほっぽらかして集団的自衛権にばかりこだわったあべぴょんの責任である。
リフレをやるやるといいながら、口だけで何もしなかったからだ。
それでもまだ「経済で、結果を出す」のだとか。まあ、口を動かすだけならタダだからねえ。