日露共同体を作れば「終止符」を打てる
領土問題に「終止符を打つ」とかいう、あべぴょんの「強い意志」とやらの報道がテレビから流れてきた時、図らずも爆笑してしまい、妻から胡乱な目で睨まれた。
追うようにして流れてきた、プーチンの反応がこれである。
歯舞・色丹の主権、妥協せず…プーチン氏が見解 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
あべぴょんは自分に都合のいい妄想を垂れ流しさえすれば、日本国民を騙すのはちょろいと考えているようだ。
このような状況で結ばれる「平和条約」とやらは、日本が二人目のご主人様に隷属する契約にしかならないだろう。
だが、この「主権は譲らない」というプーチンの提案は、ちょっと面白い。
かつての樺太のように共同統治する、ということが考えられるからだ。
それでも主権の問題は残るだろう。だがそれによって、互いの主権を譲る必要性に両国が気づくこととなる。
そうしたら、日露をEUのように共同体としてしまえばいい。
やがては択捉に日露の内政・外交の最終決定権限を持つ共同議会を置く。
そうして日露間がパスポートもなく行き来でき、共通の通貨を持つならば、領土問題などは雲散霧消してしまうだろう。
ついでに安保を解消して米軍を追い出せば、沖縄の問題も消滅する。
いかがだろうか。あべぴょんのスネ夫体質からすれば、新たなジャイアンをロシアにするのはやぶさかではないようにも思われるのだが。