じゃそれ、太陽光発電で

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 日経さんのことだから、必死になって原発の有用性を訴えているわけだが、結論にいたって笑ってしまった。

 

 長期的には大型発電所の電気を送電線で運ぶ現行の仕組みから、地域ごとに電気をつくり、その場で使う分散電源へ電力インフラを再構築する発想も大切だろう。 

 

 それ、原発に向いてないから。

 日経さんのいう「地域」はかなり広いのだろうが、分散電源という考え方はつまるところ個別の発電に行き着くものだ。

 要するに、太陽光発電でいいじゃん?ということである。

 商用と自家用の切り替えを簡単にする必要はあるが。

 日経さんの心配する送電線の増強も、個別に多くの家屋が太陽光を採用すれば、自然と解決するだろう。

 日経さんですら「よく考えてみるとこれからの発電は太陽光に頼らざるを得ない」ということになってくるわけだ。

 もはや原発という存在は、非経済的、非合理的なものなのである。

 

 

非合理の美学 (1954年)

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