東芝「ふっかつのじゅもん」とか考えてたりするのか?

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 そろそろ盆が近いせいか、『死霊の盆踊り』のような日経さんの社説である。

 とにかく原発政策を昔通りに「トリモロス」ため、原発アゲ再生サゲに余念がない。

 

東日本大震災後初となった現行の基本計画では、原子力発電所への依存は「可能な限り低減させる」と明記する一方、原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、安全性の確保を条件に再稼働を進める方針を確認した。

 

 お役所用語で「可能な限り」というのは、「不可能、というか最初からやる気ない」という意味なのだとわかる。

 

 基幹電源として使い続けるならどこかで新増設を考えなければならない。30年以降を意識した議論を今から始めるべきではないか。 

 

 で、結局これ↑である。

 

 そういえば、すっかり国策原発企業としてしか生きる道のなくなった「東芝」という元名門企業があったが、日本国内で原発新設とかすれば復活できるとか考えていたりするのだろうか。

 「みんなのお手本!」と褒めて讃えていた優等生がカンニングの常習犯だったような、そんなショックを日経さんは食らってしまった。しかも、バラしたのは身内だったりする。

 日経さんが唱える、東芝の「ふっかつのじゅもん」は原発の「ふっかつのじゅもん」で、それが今回の社説なのだろう。

 いいからもう、そのゲームは卒業しとけ。

 

 

 ついでに、どうでもいいことだが、私はドラクエというものを全くやったことがない。文字通り一秒も。そんな私でも「ふっかつのじゅもん」とかいう単語を知っているのだから、このゲームがいかに日本社会に浸透しているかわかるというものだ。