誤報が問題というわけではない
やっと日経がこの件について社説を書いた。
>懸念されるのは今回の問題で、新聞に対する信頼がそこなわれるのではないかという点だ。日本経済新聞は「中正公平」の報道を今後も貫いていくが、報道への不信をぬぐい去る重い責務を朝日新聞は負っている。
読んでて思わず笑ってしまった。誤報のたびに社長の首が飛んでいたら、日経なぞはひと月ごとに社長が交代しなくてはならないだろう。
以前にも書いたが、誤報を恐れる報道機関など、そんなものはスーパーのチラシも同然だ。スクープは常に誤報と隣り合わせている。
今回の朝日の件は、謝罪のタイミングがまずすぎる、ということだ。今頃あべぴょんの頭の中は「勝ったー勝ったーまた勝ったー」と提灯行列しているだろう。
これは推測だが、朝日社内でなんらかの勢力図の塗り換えがあったのかもしれない。
なお、日経は今他人事のような振りをしているが、いずれお鉢が回ってくる。あべぴょんは日経好みの新自由主義者というより、ただの右翼でしかないからだ。
「信じたい」などという、カルトにはまったミュージシャンを慕い続ける女子高生のような言い草など、大型台風を目前にしててるてる坊主を吊るすようなものだ。