日経

揺らいだままの日本経済新聞への信頼

www.nikkei.com 日本経済新聞は、途中数度の中断を挟んで、足掛け30年購読していた。(親父も取っていたので、付き合いだけならもっと長い) 「購読していた」と過去形になってしまうのは、ある時期に不信がつのってとるのをやめてしまったからだ。 ある時期…

お年玉が少ないと騒ぐ日経さん

www.nikkei.com 「生産性」という単語もすっかりうさん臭くなった。脈とかいう自民党議員のおかげである。 そのせいでこの日経さんの社説も、タイトルからしてうさん臭さ芬々である。 「高度プロフェッショナル」とかいう二重形容のような呼び名に対し、日経…

バカの考えることなんかわかるわけがない

www.nikkei.com この「国民」を見下すタイトル、さすが日経さんである。 しかも一行目がこれ。 安倍晋三首相の外交・安全保障政策はおおむね順調といってよい。 それはひょっとしてギャグで言っているのか。 年末のクソ忙しい時に、ボケた社説書いてんじゃね…

日経さんのいじけた予言

www.nikkei.com 民主主義は多数決がすべてではなく、少数意見を汲みあげることが本来の目的である。それこそが「一般意志」(ルソー)にそぐうものとなるからだ。 ならば、多数派の異なる「ねじれ国会」は民主主義本来のあり方と言える。 日経さんとその「上…

七年目も売れない芸人のネタのような日経さん

www.nikkei.com なんか昨日の続きのようだが、3連休の穴埋め社説だけあって、年末特別番組にしか出られない売れない芸人のネタを控え室で盗聴したかのような無内容さである。 政権再始動と同時に始まった景気回復局面は戦後最長の73カ月に並び、日経平均株価…

七年目も「上つ方」への代弁を続けあべぴょんにつくす日経さんなのだった

www.nikkei.com 第二次安倍政権も早七年とのことだ。つまり、このブログも七年目になる。やめ時など考えたこともなかったが、ここまで続けるとも思わなかった。 七年目ともなれば、人の心も多少は揺らぐもののようだが、日経さんのあべぴょんへの信心はぴく…

護憲派は静かにしろという日経さん

www.nikkei.com 日経さん及びその「上つ方」の望み通り、移民を入れて水道民営化したので、日経さんのあべぴょん信仰はいよいよ高まったようだ。 考えてみれば、「保守」はあべぴょんがどうしようが、下駄の雪でもっ泥にまみれてもついてくるんだから、ここ…

「水喧嘩」していた時代をトリモロスということか

www.nikkei.com また「日経さん苦しそう」な社説である。 抱き合わせ商法のように、民営化と広域化を合わせて改正したわけだが、広域化については今更というものである。 法改正に先立って今年春から1県1水道体制に移った香川県 香川県の水道はかねてより問…

公益法人といえば思い出す「某私人(閣議決定済み)」

www.nikkei.com 日経さんが公益法人についてご来賓の挨拶のようなことを述べているのだが、これはやはりあれか、あのお方への非常に遠回しな「ヨイショ」なのか。 www.news24.jp なんかこんなボヤ騒ぎがあって、懸命に火消ししていたっけ。 で、とうの「私人…

日経さん「言いたいことはわかってるからこれ以上何も言わないでくれ」

www.nikkei.com 「言いたいことはわかってるからこれ以上何も言わないでくれ」という日経さんである。 じゃあ、何も言わなければきちんとやることをやるのかというと、「わかってるから」というだけで何もしないのだ。 そのことは最後の一文に表れている。 …

さかあがりのできない子に大車輪をやらせようとする日経さん

www.nikkei.com 日経さんは、さかあがりのできない子に大車輪をやらせたい、とお考えのようだ。 内輪の席ならみんなで手助けして低い鉄棒でぐるんと回して、「わー、できたできた、えらーい」と手を叩いていれば良いが、ホーム開催とはいえヨソ者だらけの中…

日経さん、また「ツッコミ待ち」をする。

www.nikkei.com 日経さんの「議論を尽くせ」は、「議論」とやらを「尽く」しさえすれば、あとは何もしなくていいという意味合いである。 もしかすると、日経さんの『用語の手引』にはそう書いてあるのかもしれない。 とにかく今回の社説、無駄に偉そうである…

ゴーン逮捕は日本にとって良いこと

www.nikkei.com 日経さんの社説のタイトルは全くその通りだ。 しかし、「抜本」というからにはその「根本」を見つめ直すことが求められる。 なぜ実習生が劣悪な環境に置かれるかというと、そうした環境にあって低賃金で働く「奴隷」を、この日本という社会が…

意固地に憲法改竄したがっているのはあべぴょんの方だが

www.nikkei.com 本来の日本「経済」新聞であるなら、ここは「憲法なんぞ議論する暇があれば経済をなんとかせんかい!GDP下がっとるじゃろが!!」と叱りとばす局面ではないか。 それをのんびり憲法「論議」などと、日経さんはどこまであべぴょんを信じて甘や…

日経さんがうろたえすぎてヤクザみたいなことを言い出している

www.nikkei.com またゴーンである。 世間は「企業トップの犯罪」「しかし日産立て直しの功労者でもある」「司法取引がよくわからない」「フランスの陰謀を防いだ」などと騒がしい。 自民党がどう出るか知らないが、検察がつついてきたのは役員報酬開示義務に…

バラマキにならない本当の「対策」には猛反対するくせに

www.nikkei.com 政府が模索する「対策」とやらが、朝三暮四どころかいつの間にか朝三暮二になってるようなシロモノで、とてもじゃないが対策とは呼べないことは確かだ。 だが、それを「バラマキ」と呼んで詰り、やめさせようとする日経さんは、上つ方の暮ら…

いつものアレ

www.nikkei.com 毎度毎度の隠居の繰り言、「おじいちゃん、その話するの三十回目」というやつである。 2019年度の予算編成にあたり、歳出への規律強化を求めたのは例年通りだが、平成最後の建議になったのを踏まえ、総論でこの間の財政運営を振り返ったのが…

日経さんが面白い感じでうろたえている

www.nikkei.com 日経さんのアイドル「コストカッター」が逮捕されて、日経さんが面白い感じでうろたえている。 ゴーン会長自身の倫理観や順法精神に欠落があったのは争えないとしても、トップの暴走を防ぐ歯止めを欠いた日産の内部統治体制にも落ち度があっ…

おっとうっかり本音が

www.nikkei.com 東芝の時もそうだったが、日経さんは以前褒めてほめてほめまくっていた企業がおかしくなると、一応は批判するが古い醤油差しのようにどこかキレが悪い。 一時は株式市場や金融当局者からも評価を得ていたスルガ銀の独特の戦略を全否定すべき…

TPPに中国が入ってくれるようお願いすればいいだけ

www.nikkei.com RCEPというのは、あまり聞いたことがない人も多いと思う。 「東アジア地域包括的経済連携」と訳されているが、Regional Comprehensive Economic Partnershipの略で、「東アジア」というのは外務省が勝手につけたものだ。そして、RCEPは「アー…

足元なら固まりすぎているくらいだが

www.nikkei.com 風説の流布になるかどうか微妙な話をすれば、旅ゆけば銀行はつぶれないそうだ。あれほどロクでもない実態が露わになり、しかも大赤字に陥ったにも関わらず。 俄かに信じがたい話ではあるし、何やらきな臭くもあるが、ありえないことではない…

日経さん「むにゃむにゃ、もう食べられないよ」

www.nikkei.com 寝言に返事をすると寝言の主の寿命が縮まるそうなので、まともには答えず他の記事を引用するだけにしておこう。 麻生氏のヒトラー発言が影響か、開かれない日米経済対話:朝日新聞デジタル 米政府筋からは「ヒトラー発言をきっかけに関係が破…

それを「不安」と呼ぶことの不穏

www.nikkei.com 日経さんの「労働」観が透けて見える社説だ。 「派遣は雇用の調整弁」という言葉があるが、日経さんにとって「労働」は調整弁どころか、使い捨ててなんぼの消耗品なのだろう。 政府は人手不足の状況に応じ、業種ごとに外国人労働者の受け入れ…

日経さんの辞書で【無駄】を引くと「福祉」と出てくる

www.nikkei.com 財政緊縮大賛成の日経さんが、税金の無駄について能書きを垂れてくださっている。 検査院が年金の持続可能性に警鐘を鳴らしたのは特筆に値する。厚生・国民年金の給付水準を毎年小刻みに抑えるマクロ経済スライドを04年度から全面発動してい…

特効薬を求めて彷徨う日経さん

www.nikkei.com できるだけ自前の税収で歳出をまかなうのが地方自治の原則だ。小手先の改革ではなく、現行税制の課題と向き合うべきだろう。 なるほど、その通り。 じゃあ、消費税を全て地方税にしてしまえばいいな。 などということが対案として出されたな…

ちゅーごくほーいもーとは何だったのか

www.nikkei.com TPPに賛成、という点において「保守」の方々と朝日新聞は一致している。 朝日新聞は新自由主義的な経済に賛同しているため、そして「保守」の方々は「TPPはちゅーごくほーいもーの一環だからだ!」と考えているためだ。 実際、日経さんも社説…

リスクなら最初からずっとそのままだが

www.nikkei.com なんかリスクとかほざいてるわけだが、今更それがマシマシになるわけもなく、ずっと以前からそれはそのままあるだけだ。 「経済・物価ともに下振れリスクのほうが大きい」という判断を示した。 経済とは経済成長のことだろう。そして物価も下…

その芽は日経さんが蒔いたタネじゃないの?

www.nikkei.com 障害が起きてから「芽を摘め」という、おかしな日経さんである。 日経さんの日本語は「春秋」などでもちょくちょくおかしいが、社説となるとまた一段味わい深いものが感じられる。 今回のトラブルで本当にまずいところは、障害が起きることを…

信頼性って、なんだ

www.nikkei.com この場合の「信頼性」とは、投資家にとっての「信頼性」である。 一般市民から見たものではない。 そして、投資家から企業への信頼とは、端的に「つぶれない」ことである。 ちゃんと儲かってる、というのも大切だが、それ以前にいきなりつぶ…

「内需主導」という鞭を振るい続ける日経さん

www.nikkei.com つい先日、 最低賃金引き上げは生産性向上が前提だ :日本経済新聞 とか杉田躍動よろしく「生産性」とかぬかしておきながら、今度は「内需主導」ときた。 とにかく、馬には飼葉よりも鞭をくれてやるのが正しい、と言わんばかりである。 『罪…